一昨日、都内に出たおりに、アドラーズネストのフェンダー用スプリング(ANM-35036)を見つけて購入、ボイジャーのスプリングの替わりに取り付けてみました。さすがに国産品だけあってジャストフィット! しっかりバネも効いていて、画像のように泥よけを上方に跳ね上げることも出来ます。
挽きもので固定用のピンまで用意されているので楽チンですが、リア側に関してはフェンダーの肉厚の関係で、あらかじめこんな風に裏側に溝を掘っておかないと、狙った位置に付けることは出来ません。
それにしてもドイツの戦車って、なんでこんなに複雑で手間の掛かる、生産性の良くない構造なんでしょうか? そこがまた魅力‥といったら不謹慎かもしれませんが、模型的には作りがいのある対象物です。
吸排気グリルのカバーを固定する蝶ネジは、タガネでモールドを削り取ってからエッチングパーツに置き換えています。本来なら戦闘室左側に付くはずのレンチは、予備転輪にその場所を奪われてしまったので、機関室の右側面に移動させました。
ホルダーのエッチングは底部をカットして幅を詰め、0.7mmの真鍮線に半田付けしたものを取り付けています。レンチ本体はタミヤのIV号装備品セット(35185)のパーツを使いました。
続いて車体前方の予備履帯、これは1.5mm幅の洋白帯金の両端をプライヤーで捻って自作しました。最初のヤツは取り付け部のひねり加減が微妙にマズくてフィットせず、その失敗をふまえて2本目でグッドサイズのものが作れたんですが‥。
いざ履帯を差し込んでみると、車体の上辺にはみ出してしまい、あまり見た目に良くありません。記録写真をみると、確かにこうなっている車輛もあるにはあるんですけどね‥。他の取り付け方法も含めて、ちょっと再考してみます。