本格的な製作に入る前に、III号戦車関連の資料を紹介しておきます。今回、新しく購入したのは次の２冊です。

『戦場のドイツIII号戦車』は2007年に発行されたもので、モノクロ64ページ。洋書『Tankograd Panzerkampfwagen III In Combat』の翻訳版で、すべて前線で撮影された貴重な写真が各ページに１〜３枚ずつレイアウトされています。

公式の記録写真のような鮮明さはありませんが、前線のリアルな雰囲気が伝わってきます。このアンテナが立った指揮戦車なんか、ただでさえ線が多くて複雑な外観のE型の、更に上をいくカッコ良さです。

『グランドパワー・ドイツIII号戦車(1)』は2010年1月の発行。今のところ日本語で読める最新？の書籍です。

写真は小さめな代わりに文章は多めで勉強になります。大きい写真が欲しい方は、同じグランドパワーの1994年7月号を探すと良いでしょう。

あしか作戦用に開発された、F型ベースの潜水戦車の実験風景。いや〜、これはぜひジオラマで再現して頂きたい‥。

一方、こちらの３冊は本棚から引っぱりだしてきたもの。『アーマーモデリング 140号』には、ドラゴンのE/F型のキットレビューも載っていて参考になります。表紙の1/2.4スケールのIII号戦車の汚れ方にも注目です！

モデルフィーベルやアハトゥンクパンツァーは、さすがに今となっては情報が古く感じるところもありますが、もう一度目を通してみると、忘れていた情熱を思い出せるかもしれません。