今回のIV号戦車の製作にあたって、参考にしている書籍を紹介しておきます。いずれも大日本絵画発行のもので、AFVモデラーなら既にお持ちの方も多いと思いますが‥。
まずは『戦場のドイツIV号戦車』。ドイツのTankograd Publishingの『PanzerKampfwagen IV im kampfeinsatz』の翻訳版で、同シリーズのIII号戦車に比べると引き気味の写真が多く、あまりディテールの参考にはなりませんが、キャプションが日本語なのはありがたいですね。
IV号F型に関しては8ページ、11枚の写真が載っています。ジャーマングレーに白の冬期迷彩をぜひ塗ってみたいですが、積もった雪をどう表現するか‥?が課題です。
もう一冊は『アハトゥンク・パンツァー第3集 IV号戦車編』。たしか初版の第1集を持っていた筈ですが、本棚を探しても見つけられなかったので、新しく買い直しました。
残念ながら今、アマゾンでは在庫が切れていて、プレ値で買うのもアホらしいなぁ〜と思っていたところ、池袋のジュンク堂の軍事書籍コーナーで発見しました。
ご覧のようにIV号戦車のA-J型の基本図面と、ディテールの変遷がイラストで示されています。第1集では著者の尾藤氏の作例も載っていたのですが、この第3集ではきれいさっぱり省略されてますね。
IV号F型に関する記載は9ページ。巻末には博物館に現存するIV号のカラー写真もあり、細部工作好きのモデラーには正にバイブル的な存在です。