以前から気になっていた三栄Mookのシリーズのうち、マクラーレンMP4/4とウイリアムズFW14Bの２冊。地元の商店街にあるブックオフをたまたま覗いたところ、半額で購入できてラッキー！でした。

A4変形、全98ページ。読みもの中心の内容で、第１号のMP4/4はアマゾンのカスタマーレビューでは散々な言われようですが、注意して見ていくとモデラー向きの写真も幾つか発見できますよ。斜めに筋が交差するカーボンモノコックの質感は、この時代のMP4系の特徴のひとつですが、模型でどうやって表現すればいいか？　ページを眺めながらあれこれ妄想するだけで楽しいです（笑）

レース毎の仕様の違いは、たしかにもう少し大きな写真が欲しかったですね。こだわり派のモデラーの方は、添えられたテキストを読み込んで、自分なりに裏付けをとって工作を進めていきましょう。

あまり評判のよろしくないディテール・ファイルですが、確かにエンジンやコクピットを捉えた写真は、黒が潰れちゃってて何がなんだか判りません。これがデータなら、画像ソフトでイジればある程度は見えてくるんですが‥。

そういえばこのシリーズの『ティレル019』の号で、ロズマンズカラーをまとった架空のイラストが紹介されてましたが、さっそく我がルマンの会のmiuraさんが完成させて、掲示板のほうに投稿されてました。画像が小さくて残念ですが、11月10日の横浜ホビーフォーラムで実物が拝めると思います。