本日ご紹介するのはタミヤのスプレーワークHGエアブラシ、口径0.2mmのダブルアクションタイプで、サーフェイサーからメタリック塗装まで、これ1本で何でもござれ!の働き者です。
This is Tamiya HG Airbrush that works like a war-horse for general-spraying.
カップ容量は3mlで、1/43のボディならギリギリ1回で吹き切る感じです。外見はかなりくたびれていて、クロームメッキも薄れて真鍮の地金が見えちゃってますが、購入当初と比べて使用感は殆ど変わりません。ノズルやパッキンのパーツを交換した記憶もないので、耐久性は抜群ですね。
ついでに、エアブラシ塗装の際に便利な道具も紹介しておきます。モデルグラフィックスの工具特集号でも反響の大きかった!? タミヤの調色スティックの角を丸くして持ち手を付けたものと、実験用のガラスビーカーと駒込ピペット。
最近はこのビーカーの中で色を作り、薄め具合を確認してから、エアブラシのカップに移すようにしています。駒込ピペットはシンナーをちょい足ししたり、ウレタン塗料用の硬化剤を計って入れることも出来るので、1本持っておくと便利です。
0.2mmのハンドピースでサフェ吹き・メタリックまで吹くんですか?ショックです、自分はてっきり使用する塗料によって複数種類を使い分けているのだとばかり思っていました。以前、ウレタンサフェを吹いた時は、口径0.5mmのハンドピースで吹きましたから。最近はサフェ吹きはチビ達の関係もあり、もっぱら缶スプレーで吹いています。
今作っているGTOを例に挙げると、シートやシャシー、窓の原型などの小さめのパーツはタミヤの0.2mmで吹いてます。もちろん口径の大きいエアブラシのほうが、より濃い塗料でもザラつきのない塗膜を得ることができますが、0.2mmでも塗料の薄め具合によっては大丈夫です。