モデルカステンのオリジナル塗料で品切れ中だった『履帯色』が再生産されたので買ってきました。どんな色なのか? 試しにIII号E型の可動式履帯を塗ってみましょう。
いわゆるラッカー系塗料なので、希釈には食いつきの良いガイアのプロユースシンナーを使いました。ご覧のように履帯を口の広い瓶にぐるっと巻き付けた状態でエアブラシします。
色味に関しては、塗料の状態だと少し茶色っぽいウォームグレーでしたが、吹き付けて乾くと青っぽくなる不思議な色です。黒鉄色のようなメタリック粒子は含まれていません。
自分で調色するとしたらジャーマングレーに茶色を足すだけで良さそうですが、グレーのバリエーションとして1本持っておいても、それはそれで便利そうです。例えばF1のカーボンモノコックやウイングの塗装で、他の部分と少しだけ色調を変えたいときなどにも役立ちそうですね。