ドラゴンのIII号E型は車体前方の工作です。トランスミッションの点検ハッチは、エッジを斜めに削ってからキットのエッチングパーツをエポキシ接着剤で貼り付けました。このハッチもヒンジに0.2mmのステンレス線の軸を通して開閉可能となっています。
牽引ホールドは凝ったパーツ分割で再現されていますが、組み立てると継ぎ目と隙間が目立ったので、溶きパテを流し込んで埋めました
左右のフェンダー上に載せる車載工具も併行して組み立てていきましょう。ジャッキの固定具は手持ちのエッチングから持ってきました。おそらく昔、III号J型を作ったときの余りパーツです。
両側の取っ手は0.35mmの真鍮線、ハンドルは1.3mm幅の帯板と0.9mmの真鍮パイプで置き換えました。この種の細部工作は作っていて楽しいし、完成した後も眺めて楽しめるので、ついつい時間を忘れて没頭してしまいます（笑）
工具止めのクランプはボイジャーのエッチングパーツ（PE35001）。最初、コツを忘れていてなかなか組めませんでしたが、過去の自分のブログを読んで解決しました。仕上げにハンドルの折り曲げ部分に半田を流して開かないように固めることで、パーツがバラバラになるのを防いでいます。

ワイヤーカッターやシャックル、角形のバールなどは、好みでタミヤのIII突のキットから流用しました。クランプが可動すると車体と工具を別に塗装できて、面倒な塗り分けが不要というメリットが大きいですね。