ドラゴンのIII号E型は、組み上がったエッチングのフェンダーを車体に取り付けました。まずはエッチングの天板に小穴を開け、左右4本ずつある支持架（グレーのプラパーツ）を仮組みします。
支持架1本につき4枚ある台座のうち、中央の2枚にはプラパーツのダボが通る大きさの穴を開けました。ランナーに付いたままの状態で0.3mmのドリルで下穴を開け、モーターツールで慎重に径を拡げていきます。
穴あけが終わったエッチングを切り取り、微量の瞬間接着剤で固定しました。残る2枚の台座（外側と内側）はフェンダーの天板に30分硬化型のエポキシ接着剤で取り付け、その上に支持架をセットします。
指先で軽く圧を加えた状態で、フェンダーの裏側からダボ穴に瞬間接着剤を流し込んで固定。表側にエポキシで付けた台座は、固まる前に位置を微調整して4枚がきちんと揃うように整えました。
最後にフェンダーと車体との接着ですが、まずフェンダーの内側に折れた部分を車体側にぐっと押し付けた状態で、支持架のプラパーツと車体をさらさらタイプの溶剤系接着剤でくっ付けます。
そのまま5-10分ほど待って接着剤がある程度落ち着いてから、今度はフェンダーの裏側から、車体との間に出来た僅かな隙間を狙って瞬間接着剤を流し込みました。かなりガッチリと固定できた印象で、目出たしめでたしです。