ドラゴンのIII号E型は、機関室上面のパーツにサーフェイサーを吹きました。このとき一度に大量に吹いてしまうと、せっかく整えておいた下地がサフの溶剤を吸収して凹凸になってしまうので、かなりの慎重さが求められます。
その上面に取り付けるフックは、オンザマークの古いエッチングパーツから持ってきました。基部のボルトのモールドは消えかけているので、組み立て前にドリルで穴を開けておきます。
上部のフックを半田で固定した後、ヤスリをかけてエッチングの段差を消しました。
砲塔の吊り下げフックもオンザマークのものを使いますが、エッチングの角々しい見た目をサーフェイサーの厚塗りで緩和し、ほんのり丸みを出しています。
でも、いざ砲塔に取り付けてみるとなんだかバランスが悪い‥。フックが大き過ぎて目に余るので、ここは別の手を考えましょう。
素直にキットパーツを組み立てた後、サンドペーパーでフックの側面を薄く削ってみました。下の画像、左の2つが加工済み、右が未加工です。
砲塔に取り付けてみるとこんな感じ。パーツの大きさ、形状的もこちらのほうがしっくりきますね。
あとはハッチストッパーさえ作れば、砲塔の工作は完了です。