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ルネッサンスのポルシェ935製作記-36

ルネッサンスのポルシェ935は、リアウイングで気になっていたアジャスター金具(裏側にポチッと見える銀色のアレ)をエッチングパーツで追加します。
複葉機のコクピット用のエッチングで似た形状のものを見つけたので、表面を半田メッキしてからナイフで二分し、エポキシ接着剤で取り付けました。
エポキシは2-3年経つとどうしても黄ばみが目立ってくるので、もし微妙にはみ出してしまった場合は、完全硬化しないうちに爪楊枝の先でこそぎ落としておくことをお勧めします。
シャシーのネジ穴隠しを兼ねたエキゾースト系のパーツ。凹凸に合わせて整形していたらポキっと折れかけたので、黒い瞬間接着剤で補修しました。
黒サフを厚めに吹いた後にレッドブラウンでウェザリング。せっかくなのでカタツムリ部分はハンブロールのシルバーを筆塗りし、ちょっと目立つアクセントになるように仕上げました。
ここでまたコクピットに戻って、助手席フロアには無線機が設置されているようなので、ジャンクのプラパーツと5mm角のプラ棒から製作してみます。まずは両者を瞬間接着剤で貼り合わせて…。
それをフライス盤に固定し、立方体に削り出して…。
ダークグレーのサフを厚めに吹いてから、天面にライトグレー、その後に『こすって銀さん』でドライブラシを掛けました。
無線機とヘルメットをつなぐコードは、0.2mmの鉛線を0.3mmのドリルの軸に巻きつけるようにして作ります。着色する場合はドリルからいったん引き抜き、0.25mmの洋白線に通した状態で、エナメルのセミグロスブラックを薄めて塗ると良いでしょう。
0.5mmの真鍮パイプを介して無線機に取り付け、もう片側の端はケーブルの下をくぐらせてドライバーシートの下に固定しました。これで本当にホントに、インテリアは完成です!

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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