God Dwells in Small Things

ルネッサンスのポルシェ935製作記-24

ルネッサンスの935ターボは、一夜明けてデカールの貼り忘れが結構あってビックリ! 「ボーっと生きてんじゃ〜ねぇ〜よぉ〜!」と怒られそうですね。
ついでと言ってはアレですが、ナンバー灯やアンテナの取り付け穴もドリルで開口しておきましょう。パーツ側の差し込み用の足よりも0.05mmほど大きく開けておけば安心です。
リアバンパーの白いデカールは、ソフターを入念に使ってしっかり定着させました。ここはラッカー系のクリアーを吹いて、軽く研ぎ出して段差を目立たなくしてからフラットクリアーで仕上げる予定です。
翼端板の『MARTINI PORSCHE』の白文字は、明るい青の余白を極力トリミングしてから貼ります。まずは大ざっぱに第一段階。
続いてデカールをプラ板の上に移動させてから第二段階…。直線部分はデザインナイフの刃を色の境界線に当て、押し切る感じにするとシャープに切れます。曲線部分もその応用で、数学の微分の授業を思い出しながら切りました。
こうしてトリミングしたデカールを定着させる時、普通にソフターを塗るとせっかく決めた位置がズレまくって収拾がつかなくなるので、面相筆の先で0.5滴ぐらいずつ染み込ませるようにします。画像では『E』の端が欠けちゃってますが、破片は大事にとっておいて、本体が定着してからのドッキングでも十分に間に合います。
ここでメタルックを使ったマスキング再び! リアフェンダーに貼ったデカールの色調が気になったので、赤と水色の帯が隠れるようにメタルックの細切りを貼り付けます。
このマスキングがなかなか思うように決まらず、両方一度に塗装するのは諦めて、比較的簡単だった右側のみ、センターのストライプと同じ色(フィニッシャーズのブラバムブルー)でオーバーコートしました。続きは明日。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
Welcome to my site! The focus here is representing 1/43 hand-built model cars.
Return Top