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ルネッサンスのポルシェ935製作記-13

935のリアは、市販車の911の面影が見え隠れして好きなポイントです。キットはリアバンパーとオーバーフェンダーの底板(斜線部分)が一体で、この後の塗装工程を考えると、洋白板か何かで作り直したほうがスッキリ仕上がるでしょう。
…ということで、ニッパーで先を切り離した後、ヤスリで削り落としてさっぱりしました。
ボディとリアウイングに合わせてみると、テールランプの上の空間が大きすぎるように感じます。
…ということで、天面を2mmほど削り、ボディとの嵌合部分もタガネで深めに削って調整しています。
ライトレンズはフジミの1/24スカイライン54A/Bのウインカーパーツを流用。モールドの無い表面を斜めに削って強引に合わせました。
セメダインのハイグレード模型用接着剤でプラ棒に仮止めし、表面の磨きと塗装を行なっています。両面テープよりしっかり固定できて、外したいときは横方向に力を加える(ひねる)と剥がれてくれるので便利です。
最初に削り落としたオーバーフェンダーの底板は、0.2mmの洋白板で作ります。イモ付けは無理なので、ボディに固定するためのピンを2本、外(下面)側に半田付けしました。
ピンは半田が乗りやすいように、全体の2/3ぐらいをフラットノーズプライヤーで平らに潰しています。また、ピンの中心と板の中心が揃っているほうが何かと都合が良いので、洋白板の途中にも切り込みを入れてグニャッと曲げました。
低粘度タイプの瞬間接着剤を流してボディに固定した後、黒パテを盛りましたが、その様子は次回に。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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