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ルネッサンスのポルシェ935製作記-5

ルネッサンスのポルシェ935のリアウイングの工作をまとめてご紹介します。パーツを手に取ってみるとレジンの厚みに偏りがあって、特にオイルクーラー後方の平面のうねりが酷く、まずはそこをザックリ削って左右の高さを揃えるところから始めます。
左側の後縁を削った影響で、エッジの段落ちモールドが消えてしまいました。この状態からモールドを再生するのは難しそうなので、洋白板で段落ち部分を丸ごと置き換えることにします。
モールドを削り落とした断面に溝を彫るのは、いかにも難しそうに思えますが、最初にノギスの爪でケガキ線をしっかりと入れるのがコツです。続いてエッチングソーをこのケガキ線に沿って滑らせ、脱線しないように少しずつ溝を深めていきます。
最後はおなじみのタガネを使って彫りを深め、0.1mm厚の洋白帯金をカチッと差し込めるようにしました。接着は低粘度タイプのツリロンアルファ、上からサフを厚く吹けばそれらしく仕上がるでしょう。
洋白で作ったエッジの裏側にはエポキシパテを盛り付け、リアエンドの垂直面とスムースに繋がるようにしました。このとき水に濡らしたヘラである程度カタチを整えておくと、後々の整形作業が楽になります。
普段はあまり使わない160番のサンドペーパーが大活躍! ちなみにエポキシパテはWAVEの軽量タイプで、サクサクと削りやすい反面、表面のキメは荒っぽいので、サーフェイサーは必須になります。
リアエンドの4つの小穴について、当初はチャンピオンを決めたDijonのゼッケン1を作るつもりで、これらのモールドは塞いでありましたが、思い直してルマン仕様に変更した為、また穴を開けることになりました。
ノギスで薄くケガキ線を引き、センターを揃えてからドリルで穴を開けます。そのままだと筒状なので、裏側からモーターツールで攻め、エッジの肉厚をできるだけ薄く仕上げておくとそれらしく見えます。
メインウイングのレジンパーツはグズグズだったので、真鍮板で作り直すことにしました。厚さは0.7mm、板の一方の端を万力に固定し、じんわり力をかけてカールさせた状態から、やや大きめに切り出しています。
サイズの調整は主にダイヤモンドディスクで行ないました。ただの板切れをウイングらしく見せるコツは、後方のエッジを裏側からはね上げるように薄く削ることです。
デカールのコピーを貼って、前後のスパンや仕上がりのバランスを確認。ウイングを挟む翼端板の内側は平面でない為、フィッティングの際はその内側のカーブに沿って隙間が出ないように微調整しています。

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