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ファインモールドのくろがね四起製作記-8

10日前のツイッターにも書きましたが、くろがね四起のドアハンドルのモールドをナイフで切り取ろうとしたら痛い目にあいました。就寝前で注意散漫だったのが原因! 皆様もお気をつけください。
傷の手当てのどさくさで、切り飛ばしたピースもどこかに消えてしまったので、直径0.5mmの真鍮線をドリルレースでテーパー状に削り、L字に曲げたもので自作しました。どうせ自作するなら、最初からニッパーを使えばよかったです。
インテリアのパーツを仮組み中に、目立つピン跡の消し忘れを発見。ダッシュボードやシートの陰に隠れるので、そのままでも大丈夫かと思ったんですが、甘かったですね。
サーフェイサーの原液を塗って乾かし… を2-3度繰り返して凹みを埋めた後、明るめに調色したレッドブラウンを吹いて、凸部をマスキングしてからトーンを落としたブラウンを吹きました。
真鍮線で自作したハンドルは、パイプを介してドアに取り付けています。両方とも黒染め液に浸して黒く染めているので、独特の光沢感がありますね。
シートの後部フロアにあるピン跡も、パーツを組み上げてみるとかなり目立つ感じなので、サフを繰り返し塗って埋めました。
#400と#800のサンドペーパーで均してからカーキを上塗りします。よく見ると若干のヒケはありますが、まぁ、許容範囲の仕上がりでしょう。 ちなみにA36の囲いパーツは、エッジを薄く削っておくことをお勧めします。インテリアと同時進行でボディパネルの塗装も進めていますが、ミリタリー物は様々な技法が紹介されていて(剥がし塗装とかBlack&Whiteとか)、慣れないとあれこれ迷いが出て困りますね。自分がいったいどんなものを作りたいのか、初心に帰って問うてみる必要がありそうです。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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