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250GTO#5000の製作再開-8

250GTOの製作記の8回目は、窓パーツのフィッティングとワイパーなど小物パーツの製作です。ボディに吹いたクリアーの乾燥を待つ間に済ませてしまうつもりでしたが、なかなか計画通りにはいかないものですね。
バキュームで抜いてあったパーツを窓の開口部に合わせてみたら、曲率がけっこう違っていたので、原型から削ってやり直す羽目になりました。
0.3mmの透明PET板をガスコンロの火で炙ってバキュームします。その際、原型の固定がいい加減だと成形品に歪みが出ることがあるので、瞬間接着剤でしっかりと固定したほうが良いですね。
成形品の表面の微妙なうねりについては、サンドペーパーで研いでクリアーでコートすると綺麗になりますが、小さいエクボのような凹みは直りません。
クリアーを吹いて3日後ぐらいで、試しにルーフの部分を1500番のサンドペーパーで研いでみました。やはりまだ若干シンナーが抜けてない感じで、サンドペーパーの表面に消しゴムのカスのようなものがこびり付いています。
窓枠のエッジ部分はクリアーの層を超え、赤の塗膜まで達してしまいました。これ以上研ぐと危険なので一時休止、ワイパーなどの小物を作りながら待つことにします。
ブレードはZモデルのエッチングパーツを使いますが、そのままだと拭き取りゴム部分が直線的すぎるので、窓から浮かないようにプライヤーで湾曲させました。
アーム部分は0.5mmの洋白帯金と角線をハンダ付けしたものを、モーターツール(ダイヤモンドディスク)で削り出しました。1本仕上げるのに1時間ぐらい掛かりますが、この立体感と引き換えなので致し方ありませんね。ブレードとアームはブルタックの上に乗せて角度を決め、ピンポイントでハンダ付け! ブルタックから外すときに壊してしまわないかヒヤヒヤですが、意外と丈夫です(笑)

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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