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250GTO#5000の製作再開-1

2016年1月から製作が止まっていたAMRの250GTOの製作を再開します。当初はシルバーのツールドフランス出場車に仕上げる予定でしたが、諸般の事情により1962年のルマンを走ったゼッケン22番(3757GT)に変更です。
2012年のイベントで撮影した3757GTのリアビュー。うーん、フェンダーやルーフの曲面の張りが素晴らしすぎて言葉がありません。1/43でもこの”張り感”に注力して作っていこうと思います。
中断前にサフ吹きしていたボディをまじまじと眺めて、最初に気になったのがリアウインドウのモールの太さ! ここは丸ヤスリと平ヤスリで細身になるように削り込みました。
ルーフの厚みもかなり薄くしたつもりでしたが、まだまだ遠慮があったようで(笑) 大振りの鉄ヤスリで更に削ぎ落としています。
荒削り〜仕上げの工程にはバフレックス/板金塗装用の布ヤスリを使ってみましたが、裏側にマジックテープが付いていて、当て木への着脱が簡単! そして空研ぎでも目詰まりしくいところが気に入りました。
ノーズはインテークから下半分のフォルムがふっくらし過ぎていたので、半田付けしてあった真鍮板を切り離し、スリムに見えるように位置を改めてから、再び半田で固定しています。
この半田付けには酸であるフラックスも併用しますが、70Wという模型用としては大出力のコテを使っているため、一瞬で蒸発してパーツ表面には残留せず、サビる心配はまずありません。でも、念のために作業後は中性洗剤で洗い流しておきましょう。
大まかなフォルムが決まったら、長方形のランプの凹みや円形のダクトの大きさや高さといったディテールの部分を、資料を見ながら整えていきます。ちなみに9月9日にヨンサンモデラー恒例のオフ会があるので、それまでには完成させたいです。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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