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hpiストラトスで初期型ロードバージョンを作る-6

今日はストラトスのドアミラーをやっつけます。過去に7-8個は作っていてもう慣れているはずなんですが、いつも以上に面倒に感じるのは何ででしょう?
このパーツはミラーの土台部分で、最初に0.6mmの洋白角線の中央に穴をあけ、0.4mmの洋白線を通して瞬間接着剤で仮止めします。これをピンバイスに固定し、ダイヤモンドディスクで山形に整形したら、アセトンに浸して接着剤を外しました。
ミラーの本体は純正のミラーのケース部分をモーターツールでくり抜き、0.15mmの洋白板が収まるように整形。洋白板は仮止めの半田を外した後、ラッピングフィルムで磨いて鏡面に仕上げています。
土台を貫いたミラーの支柱は、0.5mmの真鍮パイプを介してケースに差し込まれる構成です。右ドアと左ドアで微妙に角度が違うので、ボディに仮組みして違和感がないように調整後、セミグロスブラックで塗装しました。
鏡面はセメダインの『ハイグレード模型用』で、ケース内に接着します。ピンセットで触るとキズが入るので、先の尖った綿棒で鏡面をそっと押しながら、微妙な角度を調整しました。
完成すると本当に後ろが見えますが、皮脂がつくとたちまち曇ってしまうので、以後、ボディはなるべく素手では触らないように、白手袋をはめて作業するようにします。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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