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スーペリアモデルの250GTOのリペイント-20

スーペリアモデルの250GTOは細々としたパーツを取り付けながら、ボディとシャシーを合体させて完成を目指します。ほとんどのパーツはリペイント前のものを再利用しますが、ドアノブに関しては強度面で不安があったので新調することにしました。
この差し込む『足』の部分を元のパーツより長めにとることで、ドアへの取り付け強度が高くなることを狙ったわけです。素材は虫ピンの頭をドリルレースで整えたものと、Zモデルのエッチングの組み合わせです。
ドア側の穴もそれに合わせて深めに加工します。塗装面にドリルの刃を立てるときは、前もって穴の直径より一回り大きいビットで、フチの塗膜を軽く削り取っておくと安全です。もちろんモーターツールは使わず、指先で軽く1-2回転させればOKです。
パーツを仮組みするとこんな感じ。エッチングを折り曲げた『谷』の部分にも半田を流すことで、強度はかなり上がるはずです。
ここまでボディをべたべたと触りまくったせいか、表面の汚れが気になります(笑) まずは濡れたティッシュで水拭きし、落ちない汚れをコンパウンドで磨き落としてから、ハセガワのコーティングポリマーを塗って、5分ほど待ってから不織布で拭き取ってツヤを戻しました。
洋白の帯金で作っておいたエンブレムを接着します。縁からはみ出してもきれいに剥がせるエポキシ接着剤がおすすめです。
角型のライトパーツはセメダインのハイグレード模型用を使用。インテーク中央の跳ね馬マークも、画像のようにマスキングテープで仮止めしてから、上下の支柱の根元に水で薄めたセメダインを筆で流して固めました。
はい、いつのまにかボディとシャシーが合体しております(笑) キャッチピンのパーツは脱落防止のため、差し込んだピンの先端に真鍮パイプを被せ、黒瞬着で固定しました。
実車はこのピンの後方に革製のストラップベルトが付くんですが、1/43で可動させるにはどう作ればいいか? 考えどころです。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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