God Dwells in Small Things

デイトナクーペのエンジンを作る-5

いよいよ明日から2日間、静岡ホビーショーの一般公開に併せて、モデラーズクラブ合同作品展がツインメッセ静岡で開催されます。今年も『43モデラーズクラブ・ルマンの会(南館62番)』と『プラスチックウォーリアーズ(同88番)』の2つのクラブで参加します。
上の画像は昨年の展示の様子です。僕は初日の土曜日は13:00〜14:00、日曜日は10:00〜11:00と15:00〜16:00のそれぞれ1時間ずつ『ルマンの会』のテーブルに居ますので、ご都合よければ遊びにきてください。
さて、エンジンを載せる台座作りの続きです。洋白線を四角く組んだフレームの四隅に、1.2mmの脚を半田付けします。取り付け角度が直角になるように、真鍮ブロックに両面テープで仮止めした状態で作業しました。
脚の先に付けるゴムは熱収縮チューブを輪切りにしたものです。4-5年前に「何かの役に立つかもしれない」と買ったものがようやく日の目を見ました(笑)
エンジンのマウント方法は、まずギアボックスに0.5mmのピンを立てて位置を決め、そこを基準に両脇の金具を作ります。
鉄道模型専門店で売っている洋白のチャンネル材をアレンジして、フレームの横に半田付けしました(この時点でちょうど出発まで残り24時間です)。
ようやく台座が完成したので(急げ!) エンジンとギアボックスをガンメタリックで塗装します(急げ急げ!)。ふわっと被せる感じで、下地の黒を残すようにするとモールドが引き立ちます。
プーリーの部分は先にセミグロスブラックで塗っておいてマスキングゾルでカバー。オルターネーターのパーツも同じくセミグロスブラック/ブラウン系のシルバーで塗り分けています。
エキパイは宙に浮いた状態で固定するので、ブルタックを使って位置を決め、流し込み式の接着剤で固定しました。ファンネル8本の高さは、ノギスで上下に挟み込むようにして揃えています。
エキパイにはサビ色のパステルやウェザリング塗料でそれっぽく汚しを入れました。ちょっとしたことですが、やるとやらないのとでは見た目が大きく違ってきます。
そして出発の6時間前、製図用の黒テープを細く切ったものを、プーリーとオルタネーターの周りにぐるっと巻いて完成! 今年は例年と違って、気力も体力も万全の状態でホビーショーを楽しめそうです。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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