God Dwells in Small Things

F-4Jファントム再開-11(塗装編)

最初にお伝えしておきますが、僕は米海軍機の塗装、もっといえば飛行機の模型を仕上げること自体が初めてです。ネットで黒立ち上げやパネルライン残し塗りといった技法をさんざん調べて脳内シミュレーションしてみましたが、結局はこれまでどおりラッカー系のベタ塗りと相成りました。
ちなみに前回のエントリーでは塗装用の持ち手に筆の柄を使っていましたが、止めていたテープが外れてもう少しで床に墜落させるところでした…。このように穴を開け、尾翼の取り付け用の穴にネジ止めしておけば安心して振り回せます(笑)
ノーズコーン(レドーム)も白なので、胴体下面と一緒にクレオスのクールホワイトを吹きましたが、ラピッドシンナー多めで吹いたところ、最後の最後で塗膜がエッジに寄っちゃいました。これはいったん乾くの待ってから、サンドペーパーで凹凸を均して再塗装しないとダメそうです。
最近どうも僕のエアブラシとラピッドシンナーとの相性が良くないので、FOKのアクセルS35シンナーに変えたところ、同じ吹き方でもキレイな吹き肌が得られました。でも臭いのほうがキツいので、換気扇や防毒マスクなどの塗装環境が揃っていない方にはオススメはしません。
翼のパーツも、フラップ部分をマスキングしてからやや明るめのガルグレー。3回塗りでちょっと厚く吹きすぎたかな?と思っても、翌日になってみれば塗膜がグっと引き締まり、モールドや筋彫りも潰れずに残っています。
胴体のほうはホビージャパン2017年4月号の1/48ファントムの記事を参考に、天面のパネルラインをマスキングして、茶系のシャドーを吹いてメリハリをつけました。
エンジンノズルと胴体の境目のフチは、ツヤあり黒をウェットに吹いてから、タクミのスーパーミラーで処理しています。
キャノピー前方のアンチグレア部分は、真っ黒だとコントラストが強すぎるので、ジャーマングレーと茶色と黒を2:1:1ぐらいの割合で吹きました。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
Welcome to my site! The focus here is representing 1/43 hand-built model cars.
Return Top