God Dwells in Small Things

雑誌『モデルグラフィックス2018年3月号』

今月で創刊以来400号を迎えるモデルグラフィックスのレビューです。巻頭特集は『RX-78-2 ガンダム』


01:普通にカッコいいガンダムが欲しい人、02:めっちゃ可動するガンダムが欲しい人、03:ミキシングビルドでカトキ版が欲しい人、04:いつか作りたいフルハッチオープン…と、4つの症例別の処方箋(笑)から構成されています。
僕は当時高校生でしたが、創刊号の嘉瀬氏のタイガーIのインパクトは今なお脳裏に焼き付いています。またそれと同じくらい強烈に覚えているのが、ホビージャパンの『HOW TO BUILD GUNDAM 2』の表紙を飾ったフルハッチオープンのガンダム!
ちなみに今回のハッチオープンはバンダイの1/100、マスターグレードVer.3.0のキットを元に製作されていますが、いや〜カッコいいわ!! でも個人的な趣味から敢えて言わせてもらえば、立ち姿で腰がもっとグイっと前に出て、膝関節がマイナス5-10度ぐらい伸展していれば最高でした。
カーモデルの作例はハセガワのシビックRSとプラッツのBMWM6GT3の2台。小田さんのシビックの記事はエンブレムや窓枠といったディテールの処理に重きを置いて書かれていますが、ボンネットのバルジやプレスラインが出まくったボディをこんなに綺麗に仕上げるのは、地味ながら至難の技で「オレには出来ん!」と思いながら眺めてました。
プラッツのBMW GT3はいかにもマッシブなボリューム感が伝わってくるようなページ。最近はレーシングカーの世界でもボディカラーの一部がツヤ消しとか厄介なことになってますが、高橋さんはタミヤとハセガワのコンパウンドで磨いた後、該当箇所以外をマスキングしてツヤ消しクリアーを吹いているそうです。
最後にちょこっと展示会の宣伝を…。僕は2月10日の土曜日は、午前中から夕方まで会場に詰めている予定です。逆に11日は都合で夕方にならないと行けないと思うので、のんびり見たいという方は日曜日にどうぞ!

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
Welcome to my site! The focus here is representing 1/43 hand-built model cars.
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