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スーペリアモデルの250GTOのリペイント-7

スーペリアモデルの250GTOは、9月の終わりに2回目のウレタンのサーフェイサーを吹いたところまでご報告しましたが、調合の前に硬化剤を見ると、これはもう明らかに劣化していたので、新しい瓶を開封しました。
画像左側が新品で、古いほうは瓶の内側にブツブツが付き、濁りも出ています。一応この状態でも塗膜は固まるみたいですが、エアブラシで吹き辛くなるし、密着性も落ちるのでお勧めはしません。
開封した瓶は乾燥剤と一緒にジップロックに入れ、冷蔵庫で保管していますが、だいたい半年から1年で寿命がくるようです。一種の消耗品として捉えるべきでしょう。
さて、ウレタンサフが落ち着くまでの間、ヘッドライトやウインドウの透明パーツを作り直すことにします。ライトリムのエッチングパーツはボディの分解時に曲がってしまったので、虎の子のスペアパーツでフィッティングを行いました。
ヘッドライトカバーとウインドウは経年変化で黄ばみが出始めていたので、同じスーペリアのバキュームパーツから型を作って再生します。
パーツの裏にエポキシパテを詰める前に、ラッカーサフを1-2回吹いておくと、パテが固まってから取り外す時にきれいに剥がせます。
今回からエポキシパテをウェーブの軽量タイプに変更しました。タミヤよりも粘りがなくて、削ると石っぽい感じです。
表面を#600のサンドペーパーで仕上げて、ウレタンサフを吹いたところです。これをピカピカに磨いてPET板でバキュームフォームします。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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