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戦前のクルマ・ブガッティを作ってみよう-33

今日はブガッティType36のコクピット周りで最後のディテールパーツ、風防(ウインドシールド)の作り方のご紹介です。これは自分史上最高に難易度の高い作業だったので、まずはウォーミングアップとして比較的かんたんな、真鍮パイプを輪切りにする作業から始めました
直径1mmの真鍮パイプを短く切って端面をヤスリで整え、黒染め液に3分ほど浸し、引き上げたティッシュの上でコロコロと指先で転がせば、表層の余計な皮膜が取れてイイ感じのガンメタっぽい質感に仕上がります。
パイプの穴にはアドラーズネストの六角ボルトヘッドを差し込み、黒い瞬間接着剤でシートの前方に固定しました。下の画像、ステアリング中央のエッチングは、十字型のスポークとセットで付いてきたもので、表面を研磨フィルム(#12000)で磨いてからエポキシ接着剤で取り付けています。
さて、満を待して風防の製作です(笑) 基部の作り方は2ヶ月ほど前のこちらのエントリーで紹介しましたが、この左右を連結している0.3mmの洋白線に引っ掛ける形で、長方形のガラスを収めるコの字型のフレームを作ってみましょう。
材料は鉄道模型用の洋白製のチャンネル材で、表記サイズは0.6mm。これをサンドペーパーに押し付けるように動かし、高さが0.4mmになるまで削っていきます。
次にダイヤモンドディスクで90度の切り込みを入れ、直角に折り曲げてから内側の溝の中に半田を流して固めました。ディスクの回転方向や角度を間違えると、一瞬で材料がちぎれ飛び、また最初からやり直す羽目になります…。
2度目のチャンレンジで出来たフレームをプラ板の上に乗せ、パウダーと瞬間接着剤でガチガチに固めてから、平ヤスリとサンドペーパーで削って裏側のパートを除去し、L字型の断面に仕上げました。
固めたパウダーと瞬間接着剤はアセトンに10分も浸せばきれいに落ちてくれますが、これだと仕上がりが汚くなってしまうことが判明…。半田を流す前の時点で、裏面のパートをピンセットで折り取る作戦に変更しました。
3度目のチャンレンジで出来たフレームをボディへ乗せてみると、中央の膨らみと干渉してやや浮き気味に見えますが、これはフレーム下辺のエッジをボディの膨らみに合わせて削るといった微調整で解決しました。長方形のガラス本体は、アニメセルかアクリルの薄板から切り出す予定です。

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