今月のお買いもの報告パート3は書籍です。M4A1シャーマンの時もそうでしたが、ファントムについても知識ゼロからのスタートなので、キットを作る前にある程度勉強しておかないと気持ち悪い性分なんです…。ネットで探っても断片的な知識は得られますが、まとまった本を1-2冊読んだほうが効率は高いと思います。
まず最初に購入したのが文林堂の『世界の傑作機シリーズ』の74号と173号。この本のおかげで ”アメリカ海軍で運用されたファントムは前期型のBと後期型のJ、それらを改修・アップデートしたNとSに分類される” といった基本的なことを理解できました。※ 海軍と海兵隊の違いも初めて知りました(笑)
この実機写真は173号のカラーページ前半に掲載されているもので、後半には各部隊のマーキングのイラストが14機分載っています。やはり’60年代後半から’70年代にかけての派手な”ハイビジ塗装”はかっこいいし、模型映えもしそうですね。
今回は”ベトナム戦争”がテーマなので、そっち方面のテキストも読んでみました。スカル&クロスボーンマークで有名なVF-84は、主に空母インディペンデンスに展開した部隊で、そのインディペンデンスがベトナム・トンキン湾の攻撃に参加したのは1965年の5-12月と、わずか半年ほどの期間なんですね。
で、その時期に使われていたファントムは当然まだB型のはずだから、僕が買ったアカデミーのVF-84のキットは、ベトナム戦争とは関係ないじゃん!ということが分かりました(笑) 仕方がないのでeBayでデカールを調達して、好きなマーキングで作ってみようかと考えています。
2017年6月のお買い物(その3)
Comments & Trackbacks
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制作前に調べているのも楽しいんですよねー
で、先行して買ったキットが作りたいものと微妙に違うというアルアルが発生しがちで(笑