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戦前のクルマ・ブガッティを作ってみよう-22

約1ヶ月ぶりにお届けするブガッティT36の製作記です。今回は静岡ホビーショーの合同作品展から戻ってからの作業で、フロントサスペンションのタイロッドの作り方を紹介します。
まずはネジ2本で止めていたシャシーを外し、ボディの右横に仮止めしてあったリンケージロッドを外し、シャフトからホイールを引き抜きます。
ブレーキワイヤーのプーリーは、実は片側しか作っていなかったので、残る1つを旋盤で削り出しました。直径は1.8mmで、中心には0.3mmの穴をあけ、アドラーズネストのボルトヘッドでアクスルの上部に固定します。
アクスルの下部から後ろに伸びるアームを、0.6mmの洋白線から削り出します。最初にモーターツールのチャックに固定して先細りのテーパー状に削り、それをプライヤーで0.4mmの厚みに押しつぶした後、再びモーターツールに固定してヤスリを押し当て、ネックの部分を細くしました。
細くしたネックをアクスルに差し込むとこんな感じです。タイロッドに使う洋白線の太さは、画像の0.6mmだと太く見えたので、0.5mmに変更しています。
アームとタイロッドのジョイントには、短く切った真鍮パイプを使います。パイプの横に0.4mmの穴を開け、90度に曲げたアームの先端を差し込み、両者が直角に交わるように半田付けしました。仮止めには静岡のフリマ会場で購入したホライジングのマスキングガムを試してみましたが、従来の練りゴムのほうが使いやすいかもしれません。
ボディをひっくり返し、タイロッドの先にパイプを差し込んで位置関係を確認。見た目に不自然さが出ないように、各部を削り合わせて調整します。
仕上がりのイメージはこんな感じです。ちなみに右側のプーリーですが、じつは直径を読み違えて作ってしまったので(笑)旋盤でもう一度削り出すはめになりました。正しくは直径1.45mm。その差わずか0.35mmですが、並べてみると違いは歴然ですね。
プーリーの中心軸は、ブレーキドラムとの干渉を避けるため、少しボディ側に寄せる必要があるので、短く切った真鍮パイプを2本並べて半田付けし、それをクランク状に削ったパーツを介して、アクスル上部の穴に取り付けました。

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Comments & Trackbacks

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  1. そんなに見た目には不自然さは感じませんが、上村さんとしては許せないんでしょうね。

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