God Dwells in Small Things

戦前のクルマ・ブガッティを作ってみよう-15

この三日間は引きこもりで1/43ブガッティのフロントサスペンションやブレーキドラムを作っていましたが、まぁチマチマした作業の繰り返しで捗らないですね。シンプルなT36でこのザマですから、より複雑なT35Bだったら1年かかってようやく…といった感じでしょうか。
制作記のほうはベースカラーの白の研ぎ出しをご紹介します。サンドペーパーの1000番で塗膜がザラっと荒れている箇所、筋彫り周辺の盛り上がりを平らにしました。
もちろん当て木は必須です。場合によっては幅1mmと限られているので、プラ板のコバなどをうまく使いましょう。
サンドペーパーは1000番のままだと、ボディカラーを吹いた時に細かいキズが目立つこともあるので、最終的は1500番で仕上げました。いつものように中性洗剤で水洗い→水滴飛ばしで乾燥を待つ間、使う色を調合します。イメージは少しくすんだペールブルーなので、フレンチフォーミュラブルーに白を混ぜて薄くし、黄色を少しずつ添加して色を濁らせました。カメラとPCの液晶モニタはあんまりアテにはなりませんけど、まぁこんな感じです。
キットのデカールは標準的なもので、デカールの軟化剤もよく効いてくれました。透明の余白部分は例によってデザインナイフで切り取っております。
カーナンバー4つだけなので楽勝!と思いきや、そのまま貼るとボディのカーブの影響で直線部分が曲がって見えるので、貼る前にその曲がりの逆方向に圧をかけて歪ませる、というテクニックが要求され、意外に手強かったです…。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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