God Dwells in Small Things

戦前のクルマ・ブガッティを作ってみよう-2

フランス製のメタルキット、1/43のブガッティT-36の製作記の2回目です。キットに付属のゴムタイヤは直径が小さくてホイールにはまらず、何か代わりのものを用意しないとダメでした。
候補その1はスワッシュデザインから発売されたばかりのビンテージタイヤセット。1/35スケールのオートバイ用ですが、「いちばん小さい16インチなら1/43のクラシックカーにも流用可能かも?」と思って取り寄せてみました。
原型はデジタル造形で作ってあるので、この大きさでも接地面のブロックパターンがリアル! このブガッティにはAタイプ(GY社のグラスホッパー)が見た目にもしっくりきそうです。
製品は中央で2分割されているので、接合面を少し削ってからエポキシ接着剤を塗り、パターンの並びを注意深く合わせて、接着剤が硬化するのを待ちます。試しにボディの横に並べてみると、外径が若干大きいような気も‥。
ショルダー部分の凹凸は無いほうがそれらしいので、モールドを削り取ってサンドペーパーとスポンジヤスリでスムースに仕上げました。
プラ板で仮のホイールを作って、真鍮パイプで車軸を通してみます。やはりタイヤのセンターと合ってないせいで、キャンバーの角度が超ポジティブです(笑)
スペーサーにワッシャーを挟んで車高を0.5mm上げたところ、正常の範囲内に収まってくれました。でも、やっぱり見た目にゴツすぎるかな?うーん、タイヤの件はひとまず脇に置いておいて、ホイールのほうから先に進めましょう。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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