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タミヤの1/48シャーマンM4A1製作記-25

1/48シャーマンの製作記も25回目で、ようやく完成が見えてきました。前回のウェザリングで『アルコール落とし』を行なった履帯は、『ダークスチール』のピグメントで側面のリンクを擦って光らせた後、車体に取り付けます。
最初に上辺のパート、次に起動輪のバラコマ→前斜め→後ろ斜め→下辺の順に接着しました。使用したのはゼリー状の瞬間接着剤で、つけ過ぎとはみ出しには注意して、できれば接着面の塗膜は剥がしておいたほうが後々安心できます。
履帯がしっかり付いたところで、付属のネジ2本で車体の上部とシャシーを合体! シャシーの裏側にウェザリング練習の痕跡があるのは、戦車模型ではよくあることですね(笑)
残念ながら全体の色調が暗く沈んでしまったので、昔買ってあったモデルカステンのピグメント『コンクリートライク』をアクリル溶剤で溶き、少しずつ様子を見ながら起動輪とサスペンションにまぶして明暗のコントラストをつけました。
前方の泥除けの内側にあるリブを0.8mm幅の洋白帯で再現します。縦パートと横パートでT字型に半田付けしたものをエポキシ接着剤で取り付けました。
本体との継ぎ目に溶きパテを流して埋め、オリーブドラブを部分的に吹けばOKです。マスキングを剥がすとき、今度は慎重にデカールを傷めないように注意しました。
これで残りの課題は車載工具の塗装と、牽引用のワイヤーロープとシャックルの自作です。そろそろルマンの会のテーマである『フランス』も始めないと、5月の静岡ホビーショー合同展に間に合わないですね。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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