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書籍『自動車模型フル開閉化編』

新紀元社のプラモデル徹底工作シリーズから『自動車模型フル開閉化編』。発売は2013年4月で、買おう買おうと思いながらもタイミングが合わず、今回ようやく入手することが出来ました。
IMG_4292内容を平たく言うと、カーモデルのドアやボンネット、トランクなどを開閉可能にするノウハウ集です。著者は淡路修史氏と高橋浩二氏。それぞれフジミのランドクルーザー、ハセガワのストラトスを題材に、製作過程がステップバイステップで紹介されています。
IMG_4288冒頭で説明されている開閉の要、ヒンジのリクツです。僕もなんとなく皮膚感覚で掴んではいたものの、完全には理解しないまま失敗を重ねていたので、このページだけでも本を購入した意味がありました。
IMG_4290フル開閉の工作でボディがバラバラになる(笑) そんな厄介な題材のストラトスですが、高橋氏の得意技のひとつであるICコネクターを駆使して、きっちりかっちりまとめています。
IMG_4291オールカラー134ページ、2800円+taxという決して安くない価格にもかかわらず、増刷を重ねている理由もうなづけますねー。

Comments & Trackbacks

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  1. 偶然ですがわたしも先週この本をAmazonで購入しました。(やはりしばらくの間”ほしいものリスト”に入れっぱなしでしたが、、、、)ヒンジの構造についての解説はたしかに理論的で納得です。ICソケットをピボットとして流用するのも、ぜひトライしてみたいです。J Brauerなんかは、このようなディテールを1/43で具現化しているので、まさに恐るべしですね。わたしはアメリカのディテールマスターなどでディテールアップパーツを購入し、NASCARなどに使うぐらいですが、、、、

    • shimmieさん、コメントのお返事が遅れてごめんなさい。僕はボディを切ったまま放置中の356スピードスターの再開に向けて、モチベーションを上げるために買いました。J.ブロイエ氏はまさにこの道の”先生”と呼びたい方で、氏のFacebookを見ると溜め息の連続です。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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