静岡ホビーショーの合同作品展に向けて製作中のパンター最後期型。本日ご紹介する換気口カバーのディテールアップは、今から6年ほど前に行ったものです。
形状は米国のパットンミュージアムに屋外展示されている車輛を参考にしています。真鍮板の厚みは0.5ミリ、タミヤのG型のパーツ(画像左)のアウトラインを参考に糸鋸で切り出しました。四隅には直径0.7ミリの穴をドリルで開けておきます。
次にタミヤの換気口のパーツの後ろ2/3を切り飛ばし、瞬間接着剤で真鍮板に仮止め。前寄り2ヶ所の穴をドリルで貫通させ、そこに0.7ミリの真鍮パイプを2本差し込み、断面の高さを真鍮板と面イチに整えます。
通気口カバーの上に付く砲身用のトラベリングロックについては、今回は取り付けないことに決めたので、その名残りを示す六角ボルトを左右四ヶ所に埋め込みました。ついでに隣のペリスコープカバーの固定ボルトのモールドも、削り落として同寸のボルトを植えています。