今月もアートボックスさんから献本頂きました、モデルグラフィックスの6月号です。前号の巻頭がカーモデル特集だったので、今月はどうだろ？と思っていましたが、1/12のロータス49Bのレストアや、デジタルスクラッチのビモータテージ2Dなど、興味を引く記事が多かったですね！

49Bの作者の青木さんはミリタリーフィギュアの達人で、1/12はおろか1/35スケールのご婦人やワンコのフィギュアに植毛を施してしまうというスーパーテクニックの持ち主です。

幼少時代に作ったキットを40数年ぶりに実家の屋根裏で発見し、レストアを決意。ついでにディテールアップとG.ヒルのフィギュアを製作したそうです。

3D CADを使ったデジタルスクラッチは、昨年の静岡ホビーショー合同展のモデラーGPのブースで見た『HONDA CBR1000RR』が衝撃的でしたが、このビモータはカウルレスでフレームや前後のサスが剥き出しなので、その手法がより映える題材となっています。

モノクロページでは製作過程が詳しく解説されていますが、一般のモデラーがこれらの技術を身近に感じられるようになるには、もう少し時間が掛かりそうですねー。

そして注目のタミヤ・ナスホルン。発売当初はスルーしてましたが、この紹介記事を読んだら、なんだかすぐにでも欲しくなっちゃいました（笑）　ヘアスプレー剥がしの手法で塗られた冬期迷彩がカッコいいです！