本日発売のモデルグラフィックス７月号のレビューです。巻頭特集はエブロのロータス72。いつにも増して気合いの入った「あさのまさひこ責任編集」なので、テキストの量はかなり多めです！

A quick review of Model Graphix Magazine vol.344 (You’ll place a web order at HLJ)

作例は表紙を飾ったロータス72C（’70年ドイツGP）と72E（’73年オーストリアGP）の２台で、いずれも安定した仕上がり。72Cでは赤いプラスチックに対して徹底した「染み上がり」対策の手法が参考になります。

72Eのキットは初期ロットが売り切れてしまうほどの人気ぶりで、再生産分からデカールがカルトグラフ製に切り替わるそうです。72Cと72Eの両方に使用可能なフロントのサブフレームの発売も控えているので、作例を参考にじっくり手を入れてみるのも面白いでしょう。

もし自分が作るとしたら、やっぱり72Cと同じくクリアーコートは無しで仕上げてみたいですね。ちなみに、F1モデリングに連載していたロータス79のアッパーカウルは、塗装もせず下地のプラスチックを磨いた上にデカールを貼り、ワックスを掛けただけのお手軽仕上げでした。