エスプリ43の250GTOのボディに吹いた白の塗膜が落ち着くまでの間、インテリアを作りましょう。ABCペダルは付属のエッチングが今ひとつの出来だったので、Zモデルのパーツを使うことにします。
I made several details of the 250GTO’s cockpit while waiting to harden the white paint on the body… taking an example, the pedals were made with Zmodel’s photo-etched parts and 0.6mm brass rods.
ブレーキとクラッチペダルの裏側には、0.6mmの真鍮線を半田付けして”足”を付けました。
プラ板で付け足したトーパネルに穴を開け、ブレーキとクラッチペダルを差し込みます。アクセルペダルはフロアに穴を開けて取り付けましたが、丈はもう少し短いほうが良さそうです。
シフトレバーとブーツはキットのパーツを使いましたが、握りの部分が小さめなので、サーフェイサーの液面にチャプンと浸けてコーティング、この作業を何度か繰り返してひと回り大きくしました。初期の250GTOではシフトゲートは使われておらず、フロアからレバーが直に立ち上がるようなので、ベース部分の板のみ、0.2mm厚の洋白板で作り直しています。
シートはつや消しのコバルトブルーで塗装し、座面をマスキングしてシルバーグレイに塗り分けました。マスキングゾルはキャップに付いている筆で塗るより、爪楊枝の先にすくい取ったものを乗せていったほうが扱いやすいです。
シート以外のパーツも塗装し、ボディと合体させた時の位置関係に注意しながら、フロアー側に接着しました。明日はステアリングとダッシュボードを作る予定です。
シフトレバーを作る方法は参考になりました。実は数日前からアルミ棒をリューターに噛ませてヤスリで削っていたのですが、良い感じになった時にシャフト部分が「ポキッ」と折れてしまうのでイラ付いて仕方なかったんです。オマケに禁じ手のキット付属のシフトレバーにエポキシパテを盛りつけてからデザインナイフでコリコリしていますが、そろそろ自分の限界も近いので「はてさて、どうしてくれようか・・」って。
虫ピンの頭を芯にして、サーフェイサーを何回かに分けてコーティングして作ったほうが、手間と時間は掛かりますが、簡単に出来るんじゃないでしょうか? 1/24スケール以上の場合は、手芸用品店でちょうどいいサイズのビーズ玉が見つかると思います。