God Dwells in Small Things

Building the Cobra Coupe-15

1/43のデイトナクーペの木型モデルのワイヤリング作業の続きです。ちなみにキットの組み立て説明書はこうなってます。日本語に訳すと “まぁ適当にやってくれ” (笑)前回のエントリーでF1〜4まで済ませたので、今日はF6(Aピラーとウインドウ上辺)とF5を作ります。材料は0.3mmの洋白線です。
まずは当たりを確かめるべくフリーハンドで曲げてみましたが、どう頑張っても左右対象にならないので、プラ板で作った治具のエッジに沿わせて、変なねじれが出ないように曲げました。
Aピラーの根元からドア前端のラインは、短い距離であっちこっち向きが変わるので、少し大げさに言うと『空間認識力』が問われます。プライヤーも普通のヤツではコントロールが効かないので、片側のみエッジを落として丸型に加工したものがあると便利です。
丸い面が線の側面にピンポイントで当たるので、微妙な曲げ具合のコントロールが効きます。反対の面にはギザギザが残っており、これのおかげで洋白線がブレずに保持できるという仕組みです。
もちろん僕が作った工具じゃありませんよ。野村勲氏が引退するときに譲り受けた工具箱の中に混じっていました。それから10年ぐらい忘れていたのは内緒の話です。
ドア前端の縦に落ちるラインは、フラットなピンセットでしごくようにして、緩やかなカーブを作ります。目測で「これくらい?」と曲げて、ボディ(木型)に仮組みして、合わない部分を微調整する、この繰り返しです。
プライヤー以外だと、がっしり肉厚な先端形状のピンセットも、細かい曲げの作業には重宝します。愛用しているのはDumontの『00c』ですが、今買うなら同じスイスメイドのマイスター00Cあたりがお薦めです。
ボディ下に回り込む形状が定まったら、サイドシルの横ラインと交差するところで半田を流して固定します。
次はウインドウ下辺とボンネットの間を仕切るラインを作ります。冒頭の組み立て説明書で『F5』のライン です。
厚さ1mmぐらいのゴムシートの上に洋白線を置き、デザインナイフの柄でそっと圧をかけながらしごくと緩やかなカーブが作れます。圧の強弱や回数によって曲率も変化するので、実際にやってみると感覚が掴めると思います。
単純な形に見えますが、左右の端のねじり下がりを揃えるのが難しく、3本目にしてようやく満足できるものが作れました。また最初に0.3mmで作ったら見栄えがしなかったので、ここだけハーフサイズアップの0.35mmに変えてあります。

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1/43スケールのレジン・メタルキットの作り方、模型製作のノウハウを紹介しています.
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